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カヤ原カフェへ、ようこそ。

あったかくなったり、寒くなったり・・・。
おかしな気候のせいか、いつもよりだいぶ早く玄関のキリシマツツジが満開を迎えております。
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真っ赤になった玄関を見て、『この季節やねぇ~。』と、ご近所さんや常連さんから声をかけてもうのも毎年恒例となりました。(*^-^*)



さて、恒例と言えば!!
Muelekの春の恒例ベントになりつつある(?)、あの作戦が今年もやってきま~す♪!!
題して“カヤネズミ命がけ環境向上作戦 Part4”。
カヤネズミ キューちゃん4_convert_20150412011028
主役はもちろん!日本で一番小さなネズミ・“カヤネズミ”です。
成長しても大人の親指ほどの大きさにしかならないカヤネズミは、小さな体で細い葉っぱを器用に編み上げ、ソフトボール大の家を作って、河原や里山でひっそり暮らしています。
京都でも桂川や宇治川の河川敷に生息していますが、あまりにも(?)慎ましやかに生活しているため、私たちの目に触れるコトはほとんどありません。

人知れず絶滅の危機にさらされているカヤネズミたちの知名度アップと、彼らの住環境の向上!そして、カヤ原の自然とカヤネズミを愛する人々・“茅人(かやんちゅ)”を増やすため!!今年も楽しい“作戦”が始動しまチュ~。<:3 )~


今回Muelekは、“カヤ原”に大変身☆なんとなんと!“カヤハラカフェ”になっちゃいま~す。(≧∀≦)
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カヤハラカフェ in ムーレック
4月22日(金)~5月22日(日)
※11~18時。期間中の水・木曜日は定休日です。

Muelekの中にカヤ原を再現しちゃおう♪という、前代未聞のアイデアのもと、カヤネズミをはじめとする、さまざまなカヤ原の生き物たちがフェルトになってやってきま~す。
カヤハラカフェに便乗・・・いやいや、コラボして!!“カヤハラカフェ☆限定メニュー”も登場します。
こちらもお楽しみに~♪


カヤハラカフェ開催期間中には、素敵なイベントも盛り沢山。
手のひらにカヤネズミを~手芸ワークショップ
①超簡単!カヤネズミチャーム&くるみボタン

開催日時:5月7日(土)13:00~
定員:12名(要予約・先着順)
参加費:1200円(材料費込)+ワンドリンクオーダー


②挑戦!羊毛フェルトでモフモフ実物大カヤネズミ
開催日時:5月8日(日)13:00~
定員:6名(要予約・先着順)
参加費:1200円(材料費込)+ワンドリンクオーダー

どちらも、講師はMuelekの中にカヤ原を再現してくれる自然派ジャーナリストにして、フェルト作家でもある河野久美子さんです。

その他にも、カヤ原ツアー(詳しくはコチラ)や、第2回カヤ原フォトグランプリ(詳しくはコチラ)などの素敵な“作戦”が進行チュ~。<:3 )~
ぜひ“カヤネズミ命がけ環境向上作戦 Part4”に参加して、カヤ原を愛する“茅人(かやんちゅ)”への道を歩んでくださいませ。(≧∀)b




まるで本当のカヤ原に遊びに来たような気分になる“カヤハラカフェ in ムーレック”。
『え?本物!?』と、思わず言ってしまいそうになるフェルト細工の技術に驚愕するも良し、色んな生き物に囲まれて、カヤ原に遊びに来た気分になるも良し、リアルで可愛いカヤネズミの姿に癒されるも良し、コラボメニューに舌鼓を打つも良し。
楽しいことがいっぱい詰まった“カヤハラカフェ”で、春気分を満喫してください。
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期間チュ~は、是非Muelekのカヤハラカフェへ。
カヤネズミたちとお待ちしてまチュ~。<:3 )~




店主二。
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妖怪と呼ばないで!?

長かったようで、終わってみれば“あっ”という間だった桜の季節。
とは言え、今年は花見どころではなかった店主①をしり目に、店主②はきれいな桜を何度も堪能出来ました~。
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しかし!
やっと春らしくなるのかなぁ~♪と思っていたら・・・なんでしょうね、この寒さ。(>_<)
春よ、いずこ・・・。



さて。
ご近所さんや常連さんに『そう言えば、最近見ないねぇ。』と、言われるコトの多い店主①の本業の放送があります。
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最近、だいぶ興味を失いつつあ・・・いやいや、今でも愛してやまない!!くちびるちゃんのチェンネルです。

4月18日(月曜日)
カンテレ(8チャンネル)
みんなのニュース ワンダー内18時台の特集
(18時15分~50分の間の10分間)
※ニュース等の都合により、変更になる場合があります。ご了承下さい。

➡ 都合により、放送日が変更になりました。


今回は、京都にある医療少年院を取材しているそうです。
ちょこっと重めの話かもしれませんが、お時間があれば見てあげて下さいませ。

あ、ドッグセラピーの場面で登場するワンコちゃんたちがめっちゃ可愛いらしいです。(≧∀≦)
ワンコ好きの方も是非!



『最近見ないね。』と言われる店主①。
実は、Muelekの二階で編集をしているので、Muelekに居ることは居ます。
でも、ご飯の時(+おやつを要求する時)と、トイレ以外は“人里”に降りて来ないちょっとした妖怪状態なので、店主②もほとんど居ないものとしてお仕事してます。(笑)

お客さんとお話をしている時に、二階で“ガタガタ”っと音がすると『え?何??なんかいるんですか!?』と、びっくりされるコトもしばしば。(^-^;)
『いや、実は・・・。』と、説明するのも上手くなりました。(≧∀)b


この後、5月にもまた放送があるので、“見えんけど、おる”・・・まるで水木しげるの漫画を地で行くような店主①の生活は続きますが、『妖怪!?』と呼ばないであげて下さいませ。(笑)




店主二。

お母さん、と呼ばないで?

 学校で、先生のことをつい「お母さん」と呼んでしまった経験はありませんか?子どものころは、間違えた恥ずかしさから、その後やけにそっけない態度を取ったりもしたのですが、今になってみると、子どもながらに距離の近さを感じていたのだと思います。

 3年前、私は妊婦さんたちの取材をしていました。出産に至って初めて病院へ来る、あるいは、妊婦健診をほとんど受けないまま出産に臨む女性たち。専門的には未受診妊婦と称されますが、「飛び込み出産」と言った方が馴染みはあるかもしれません。腹痛で救急搬送され、そのときの診察で妊娠を知らされた女性もいました。彼女はその夜、元気な女の子を産みました。父親は分かりません。

 インターネットカフェのトイレで出産し、病院に運ばれてきた女性もいました。親からの虐待を受けて育った彼女にとって、「家族」を持つことは大切な夢でした。けれど、親の愛情がどういうものかは、今も分からないのだと言います。数日後、彼女は笑顔を見せることなく、ひとりで病院を後にしました。

 当時19歳だった女性は、「お母さん」になりたくて、妊娠を知った後も病院を受診しませんでした。親の猛反対で、中絶をした経験があるからです。年若いカップルにとって、それが唯一の子どもを守る手だてでした。

 そのひとつひとつに、私は腹を立てたり、困惑したり、涙したりしてきましたが、なぜ彼女たちがそんな選択をしたのか、本当のところは理解できませんでした。ただ、彼女たちが皆、とても寂しい存在なんだと感じていました。たとえ家族がいても、パートナーがいても、心を分かち合う相手がいません。何より彼女たち自身が、自分の存在を受け入れていないように思えたのです。自分だけを必要とする小さな命は、生きる理由を教えてくれる道しるべだったのかもしれません。

 出産に立ち会ったことが縁で、19歳の彼女とは今でも連絡を取り合っています。そのとき生まれた赤ちゃんには、その後小さな弟ができ、しっかりとしたお兄ちゃんの顔になりました。取材を始めたばかりのころ、自分の親と同世代の私に、彼女は警戒心いっぱいでした。その距離がぐっと縮まったように感じたのは、陣痛室で背中をさすっているときのことです。隣のベッドの妊婦さんには、母親の付き添いがありました。母親になろうとしていた彼女が、その瞬間にいちばん欲していたのは、きっと母親だったのです。

 「お母さん」は、誰かが代わりをしてあげることができると、私は思います。それは、産みの親と育ての親という限定的な意味合いではなく、性別でもなく、社会として「お母さん」になるということです。見捨てない、突き放さないというメッセージは、「親」のそれと同じではないかと思うからです。まだまだ「お姉さん」も捨て難いけれど・・・。




                                       2016年4月4日(月曜日)京都新聞 夕刊




店主一。
プロフィール

mue*lek

Author:mue*lek
ムーレック“のんびり、ちょっぴり、世界とつながる”をコンセプトに、アジアを主とする世界の子ども支援を目的とした、町屋スタイルのカフェ&雑貨ショップです。

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