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茶畑へ、愛をこめて。

定休日を一日延長して、滋賀県は東近江市の政所(まんどころ)へ茶刈りに行って参りました。
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政所のお茶栽培は600年の歴史があり、多くの茶の木が希少な在来品種なんだそう。
琵琶湖の源流・奥永源寺地域の豊かな自然の中で、昔から変わらず農薬も化学肥料も使わずに作られています。



話せば長~いのですが、2年ほど前に島本町にある岡村商店日本茶部岡村友章さんに連れられて、草引きのお手伝いに行ったのがご縁で、素敵な場所とつながりが出来ました。(≧∀≦)
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ここで政所茶縁の会を主宰されている山形蓮さん(前)の茶畑にて、店主①(後)とともにいざ!お茶狩り・・・もとい、お茶刈りに。




歴史ある茶所、政所。
樹齢300年を超えるほどの茶の木もあります。Σ( ̄ロ ̄)
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今回茶刈りをさせてもらった木も100年ほど経っているそうです。
パイセン!(≧∀≦)



新茶の手摘みはしたコトがありますが、私たちがお手伝いさせてもらうものは番茶になるので、茶摘鋏☆初体験。
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はさみの先に袋が付いていて、刈った茶葉がその中へ落ちて収穫できる、という優れもの。
刈り方にちょっとしたコツとガッツリとした体力を要するので、なかなか難しい・・・。
でも、めちゃめちゃ楽しい~♪



『今日は3人なので、のんびりやりましょう。』と、言ってもらったのを良いコトに(笑)、おしゃべりしたり、茶摘み名人のおばあちゃんたちの凄ワザ話を聞かせてもらったり、政所のお茶をふるまってもらったり、茶畑横の天使に癒されたりしながら・・・。
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の~んびり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。




茶葉が袋いっぱいになったら、
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大きな袋にまとめて、また茶畑へ。
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を、繰り返します。



ある程度のまとまった量になったら、茶畑から歩いて3分ほどの茶工場へ。
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お、重いぜ。。。(_ _;)



素人が手伝った割には、
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結構たくさん収穫出来た・・・かな?(笑)



ここから、茶工場にて番茶作りを見学。
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夏収穫の番茶は、この時期4日間ほどしか作られません。
それを見られるなんて・・・ツイてます!



茶葉用の蒸し器。φ(・_・)
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ぎゅうぎゅう詰めると100キロほど入るんだそうです。



高温の蒸気で蒸される茶葉。
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お茶・・・というよりは、青菜を茹でてるような、みずみずしい香りがしました。



しっかりと蒸し上がると、茶葉と枝がホロっと綺麗に分かれていきます。
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それを乾燥機に入れて、
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乾かすと、
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風圧で茶葉と枝が面白いように分かれて、茶葉だけ手前の袋に入ります。
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このくらいから嗅ぎ覚えのある香りに。(≧∀≦)



茶葉だけをもう一度次の乾燥機へ。
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乾き具合をチェックするのは機械でもタイマーでもなく、人の手と耳。
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言われてみると、乾燥機から漏れ聞こえてくる音がだんだんと軽~くなってきたような。
(言われてみると。笑)



お茶の葉をぐるぐるモミモミするための揉捻機。
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しか~し!番茶の場合は真ん中の穴を華麗にスルーいたします。



大きなドラム式の乾燥機から出て来たのは、見覚えのある、嗅ぎ覚えのある番茶でした。
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この後仕上げに最後の乾燥を終えて、政所の番茶は出来上がります。

茶刈りをさせてもらい、茶工場での工程を見せてもらうと、どれだけの手間暇がかかっているのか、というのがよく分かります。
そら美味しいよなぁ~。
蓮さん、茶工場の皆さま、素敵な一日をありがとうございました。



お茶畑に愛をこめて・・・いつかMuelekで、政所のお茶を使ったメニューを登場させられたらいいな、と考えております。
そして、溢れんばかりの愛をこめて、政所で頂いたお茶の葉を店主①が床の間に生けてくれました。
是非愛でて下さいませ!!(≧∀≦)
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ちなみにお茶作りのシーズンが終わった後は、ひたすらエンドレス草引き!!だそうです。
またお手伝いに行きたいなぁ。うずうず。(笑)




店主二。
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ムーレック“のんびり、ちょっぴり、世界とつながる”をコンセプトに、アジアを主とする世界の子ども支援を目的とした、町屋スタイルのカフェ&雑貨ショップです。

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