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根性の秋。

Muelekの『見せたいけど見せられない!!』(>_<)ものの一つが大工さんの親方が素敵に直してくれはったカフェスペースの押入れ。
詳しいコトは→こちら←。
一時期、『襖をやめる?』と真剣に思ったほど気に入ってます。(≧∀)b


しかし、それでは押入れの役目を果たさない・・・というコトで、仕方なく(?)襖を付けることにしました。
『ちょっと変わった感じにしたいね』という設計してくれた“先生”の提案により、『唐紙を張ろうかぁ~』とか、『水墨画っぽいのを描いてもらっても面白いかもなぁ~』とか色々アイデアが出たのですが、最終的には『何百年も経ってるのに今見ても十分ポップだもんねぇ。きっとこの空間に合うよ。』という先生の一言で『桂離宮の市松模様』に決定!

『自分たちでやってみたら?』という言葉に乗せられて(?)、襖屋さんに真っ白の襖紙を張ってもらった後に店主①&②で市松模様をつけるコトになりました。
・・・んが、その『自分達で!』というのが、大きな落とし穴だったのです。。。(>_<)


そして・・・落とし穴にズボーンとはまったのが去年の今日。
店主①&②が穴にはまりながら頑張った作業をご覧下さい。



まずは襖に市松模様の下書きを。
DSC00363_convert_20111014163845.jpg
和紙屋さんで桂離宮の市松に似た雰囲気の紙を買って来ました~。



DSC00364_convert_20111014163918.jpg
『手でちぎった方が絶対にいい感じになる』(By先生)というコトで、はさみを使わずまさに手作業。
この和紙、思いのほか堅かった。。。(T^T)



四角に切った和紙を仮張りしてみる。
DSC00365_convert_20111014163946.jpg
ひとつひとつ四角の大きさが違ったりするのです・・・。
なので、一枚ずつ微調整。これが思いのほか大変でした。(T^T)



一度襖をはめてみました。
DSC00367_convert_20111014164031.jpg
おっ!なんだかいい感じ??



糊で貼り付け作業開始!
DSC00369_convert_20111014164053.jpg
爪楊枝とピンセットで地道な端処理。


・・・というのをもう一枚分繰り返し・・・


出来上がったのがコレ。φ(・▽・)
DSC00373_convert_20111014164120.jpg
いかがでございましょうか?
ちなみに先生には『素晴らしい。』と言って頂きました。(≧∀≦)


お昼2時からやり始め、終了したのは夜9時半すぎ。
なんと7時間半もかかったのです!Σ( ̄ロ ̄;)

実は、まっすぐに見える襖にも微妙な歪みがあって、二枚の襖を綺麗なひとつの市松模様に見せるのがものすごく大変でした。。。
まさに、根性のみで乗り切った秋の一日。
作業中、もう店主①と何回喧嘩して険悪なったか分かりません。。。(^^;)
無事に出来上がってよかった、よかった。



あれから一年も経ったのかぁ・・・と思うとなんだか感慨深いものがあります。
次回Muelekへお越しの際は襖紙にも注目してみてください。




店主二。
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ムーレック“のんびり、ちょっぴり、世界とつながる”をコンセプトに、アジアを主とする世界の子ども支援を目的とした、町屋スタイルのカフェ&雑貨ショップです。

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